ハードコンタクトレンズ

ハードレンズは、ほとんど水分を含まない硬いプラスチック素材で作られています。
レンズのサイズは角膜よりも小さく、目への負担が少ないのが特徴です。
まばたきのたびにレンズが上下に動き、涙とともに酸素が角膜に供給されます。
また、近年では酸素透過性の高い素材が主流となり、さらに目に優しくなっています。

コンタクトレンズに関するお悩み解決!

ハードコンタクトの
特徴とメリット

長く使い続ける方は1日あたりの
コストがお安くなります!

FAQ

Q

コンタクトレンズを使って目にキズがつかない?

A

添付文書に従い、正しい取扱方法と装用時間を守れば、治療を必要とするようなキズが目につくことはまずありません。しかし、目の調子や体調が悪い場合にはキズがついてしまうことがあるため、そのような場合には無理に使用するのはやめましょう。また、眼科医の指示に従って、定期的に検査を受けることが大切です。

Q

コンタクトレンズを装着したままで、お風呂やサウナに入っても問題ないですか?

A

レンズ装用中の入浴やサウナは感染症やレンズの変形につながるため、必ず外してください。

Q

ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズは何が異なりますか?

A

ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズによる分類は、コンタクトレンズの素材に着目して大別したものです。
特徴として、ハードコンタクトレンズは黒目よりひと回り小さい硬いタイプのレンズで乱視矯正力に優れています。
ソフトコンタクトレンズは、やわらかで装用感の良く、黒目より一回り大きいのが特徴です。ズレにくくはずれにくいため、スポーツをするシーンにも適しています。

サイズが小さく、目を覆う面積が少ないため、
酸素がしっかり通ります

ハードレンズはソフトレンズに比べてサイズが小さく、目を覆う面積が少ないため、瞳への負担が軽減されます。
そのため、酸素が行き渡りやすく、瞳の健康を保ちやすいのが特徴です。
また、小さいサイズだからこそ装着しやすく、扱いやすい点も魅力です。

硬いから視界がクリア!

メガネのレンズが硬い理由は、硬い素材の方がピントが正確に合いやすいからです。
実際、レンズと名の付くものの多くは硬い素材で作られています。ソフトレンズはその中でも珍しい例外です。

光学性能が高いため、
乱視のある方にも最適です

乱視のある方や度数の強い近視を矯正する方には、ハードレンズを試してみるのがおすすめです。
ハードレンズは光学性能に優れており、ソフトレンズと比べてクリアな視界が得られるのが特徴です。

経済的で負担が少ない

1日あたりのコストは約45円ととてもお得。
ソフトレンズとは違い、雑菌が繁殖しにくいため水道水での洗浄が可能です。
さらに、耐用年数が長いため、月々の費用も使い捨てレンズより安く抑えられます。

ハードレンズは長期利用タイプのみ

ハードレンズは長期間使用するタイプで、通常は2〜3年の使用が可能です。例えば、1枚15,000円のハードレンズを2年半使用すると、ケア用品代を含めた1日あたりのコストは約45円になります。
初期費用は使い捨てタイプより高めですが、長期間使用することで1日当たりのコストはお得になります。

装用感の違い

コンタクトレンズの素材によって装用感は異なります。ハードコンタクトレンズは硬い素材でできているため、慣れるまでは異物感が強く感じることがあります。個人差はありますが、慣れるにはおおよそ2週間から1ヶ月かかることが多いです。
一方、ソフトコンタクトレンズは柔らかい素材で作られているため、装用感が比較的良く、数日で慣れることができるでしょう。

また、コンタクトレンズを装用すると、裸眼時よりも涙の循環が悪くなり、乾燥感が生じやすくなります。
ハードコンタクトレンズは水分を含まない素材で作られているため、レンズから空気中への水分蒸発がなく、涙がレンズに吸収されることもありません。
そのため、ソフトコンタクトレンズよりも乾燥しにくいです。長時間の装用が続く場合、目の乾燥感により装用感が変わることもあります。

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コンタクトレンズの使用で
ご注意いただきたいこと

コンタクトレンズは目に直接装用する高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査、処方を受けてお求めください。
コンタクトレンズをご使用の前には、必ず添付文書をよく読み、表現や内容で分からないところがあれば必ず眼科医に相談し、よく確認してからご使用ください。